約 2,823,043 件
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1168.html
【名前】 ダストマン 【読み方】 だすとまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 ミスタープレス 【属性】 ブレイク系統 【所属】 フリー 【登場作品】 『6 電脳獣ファルザー』 【基本装備】 スクラップリボーン 【ナビチップ】 ダストマン(チップ) 【関連チップ】 ダストブレイク 【アニメ版CV】 武虎(たけとら) 【詳細】 アメロッパ人・ミスタープレスのネットナビ。 悪人面に加え「ガハハハ!!」という笑い方などいかにもヒールっぽいイメージだが、行動としては完全な善玉のナビである。 掃除機のような姿で、あらゆる物を吸い込んだり、吐き出したりすることができる。 また、プラグ状になった両腕で攻撃することもできる。某超人プロレス漫画的な意味の方でジャンクマンである 万博パビリオンオペレーターナビ最終選考にて、電脳獣信者に再び操られてしまったロックマンを救出した。 その後、シーサイドタウンにある水族館で光熱斗に授業を行い、それを通してロックマンにダストクロスの力を宿した。 普段はインターネット上の電脳ゴミの掃除を行っているらしい。 授業の内容はウラインターネット各地に集められた電脳ゴミを回収するというもの。 画面右から飛んでくるゴミを腹部のダストシュートに吸い込み、何故かそれに混ざって飛んでくる爆弾は両腕で砕いていくというミニゲームである。 実際にやると余計にゴミが散らかりそうな回収方法だが気にしない 元ネタは『ロックマン4』に登場する同名のロボット。 元ネタのキャラクターデザインが漫画『アイシールド21』や『ワンパンマン』などの作画を担当する前の少年時代の村田雄介氏ということでも有名(*1)。 特徴的な吸い込み口が頭部にあったが、エグゼ版はまず没稿では大きな口となり、そして決定稿では腹部へ移動するなど、デザインは大きく変更されている。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1378.html
【表記】 雷属性 【属性・読み方】 かみなりぞくせい 【詳細】 もしかして?→電気属性 ロックマンエグゼでは、無属性以外の基本の4属性は「炎、水、電気、木」に分かれている。 ただ、他の属性が全て漢字1文字だけの表記なため、唯一2文字分ある「電気属性」を「雷属性」と誤用してしまうこともある。 そのため、このページは電気属性の記事に飛ぶように誘導している。 「電気」はエレキ(エレクトリカル)、「雷」はサンダー、「火花」はスパークである。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/148.html
【チップ名】 ソード系 【読み方】 そーどけい 【種類】 スタンダード 【属性・系統】 無属性(『1』『2』『3』『トランスミッション』『バトルチップGP』『P.o.N』『OSS』)ソード系(『4』『4.5』『5』『6』『L.o.N』) 【派生チップ】 ブレイクソード系 【PA】 ドリームソード他 【登場作品】 全ての作品 【詳細】 使用するとロックマンの腕がソードに変化し敵を斬りつける。 攻撃範囲は狭いが、高威力で素早い攻撃なのが特徴。 攻撃力は基本的に80。 本シリーズにおいて「ソード」と名のつくバトルチップは数多く(それこそソード系統という一つの系統ができるくらい)存在するが、その中でもシリーズ全作品に登場する、ソードの基本とも言うべきものに関して記述する。 なお、全てスタンダードクラスチップ。 様々な種類があるが、総じて射程が短いので、エリアスチールやスイコミなどのサポートを絡めていきたい。 ソード 【チップ名】 ソード 【読み方】 そーど 【アイコン】 (『トランスミッション』:) 【入手方法】 初期フォルダ 射程は目の前1マス。シリーズ全作を通じて、初期フォルダに入っている。 初期フォルダのチップとしては比較的威力があるが、流石に攻撃範囲が狭すぎて使いづらい。 上位互換のワイドソード・ロングソードが手に入り次第入れ替えられることが大多数だろうが、ドリームソードの素材という使い道はある。 『エグゼ1』には、ロックバスターをソードに変更するバスターソードが登場する。 他言語版での名称 言語 名前 英語 ゲーム:Swordアニメ:Cyber Sword 中国語 簡体字 剑 繁体字 劍 ワイドソード系 【該当チップ】 ワイドソードワイドブレード 【読み方】 わいどそーどわいどぶれーど 【入手方法】 店で購入など 【アイコン】 ワイドソード:(『トランスミッション』:)ワイドブレード: 射程は目の前縦3マス。 『4』以後、威力が増加した「ワイドブレード」も登場した。 設定イラストでは、ソードと比べ刀身の先端と柄の部分が横に広がっているデザインになっている。 他言語版での名称 言語 名前 英語 ワイドソード:WideSwrd (Wide Sword)ワイドブレード:WideBlde (Wide Blade) 中国語 簡体字 ワイドソード:宽剑 繁体字 ワイドソード:寬劍 ロングソード系 【該当チップ】 ロングソードロングブレード 【読み方】 ろんぐそーどろんぐぶれーど 【入手方法】 スウォーディン系を倒すなど 【アイコン】 ロングソード:(『トランスミッション』:)ロングブレード: 射程は前方2マス。1マスだが射程が伸び、奥の敵にも届きやすくなった。 『エグゼ4』以降、威力が増加した「ロングブレード」も登場した。 『エグゼ6』ではロングソードの威力が100に増えている。 ユーモアセンスをつければ鼻から出せるようになる 『エグゼ1』~『3』、『6』ではチップイラストにスウォーディンが描かれている。 スウォーディンの登場しない『エグゼ4』と『5』では、真ん中のイラストが使用された。 設定イラストでは、ソードと比べ刀身が長く、また柄部分の両脇と中央の突起が一段階伸びているデザインになっている。 実際に騎士道圏の剣は、一般的にロングソードと呼ばれる(5のサムライソードは、「かたな」より語呂の新鮮さ優先だろうが、英語圏では「katana」であるが。) アニメではCFロックマン 熱斗がロングブレードでシェードマンに斬りかかるも過信さが仇となりクラッシュノイズで返り討ちされてしまった。 無印ではプログラムアドバンスの材料として出番は多かったが、実はロングソード単体で使用したのはAXESSからである。 他言語版での名称 言語 名前 英語 ロングソード:LongSwrd (Long Sword)ロングブレード:LongBlde (Long Blade) 中国語 簡体字 繁体字 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. → 次のチップ 『1』 No.012 ビッグボム ← 013 ソード 014 ワイドソード 015 ロングソード → No.016 ファイターソード 『2』 No.022 フォレストボム3 ← 023 ソード 024 ワイドソード 025 ロングソード → No.026 フレイムソード 『3』 No.030 ブラックボム3 ← 031 ソード 032 ワイドソード 033 ロングソード → No.034 フレイムソード 『トランスミッション』 No.022 フォレストボム3 ← 023 ソード 024 ワイドソード 025 ロングソード → No.026 フレイムソード 『バトルチップGP』 No.022 フォレストボム3 ← 023 ソード 024 ワイドソード 025 ロングソード → No.026 フレイムソード 『4』 No.053 バウンドノート3 ← 054 ソード 055 ワイドソード 056 ロングソード 057 ワイドブレード 058 ロングブレード → No.059 カスタムソード 『4.5』 No.053 バウンドノート3 ← 054 ソード 055 ワイドソード 056 ロングソード 057 ワイドブレード 058 ロングブレード → No.059 カスタムソード 『P.o.N』 No.037 カンケツセン ← 038 ソード 039 ワイドソード 040 ロングソード 041 ワイドブレード 042 ロングブレード → No.043 フレイムソード 『5』 No.050 クサムラシード ← 051 ソード 052 ワイドソード 053 ロングソード 054 ワイドブレード 055 ロングブレード → No.056 カスタムソード 『6』 No.069 ポイズンシード ← 070 ソード 071 ワイドソード 072 ロングソード 073 ワイドブレード 074 ロングブレード → No.075 フレイムソード 『L.o.N』 No.066 ポイズンシード ← 067 ソード 068 ワイドソード 069 ロングソード 070 ワイドブレード 071 ロングブレード → No.072 ブレイクソード 『OSS』 No.012 ビッグボム ← 013 ソード 014 ワイドソード 015 ロングソード → No.016 ファイターソード
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1377.html
【表記】 火属性 【属性・読み方】 ひぞくせい 【詳細】 もしかして?→炎属性 ロックマンエグゼでは、無属性以外の基本の4属性は「炎、水、電気、木」に分かれている。 ただ、木属性や無属性のような1文字だけのシンプルな語感の良さから、「炎属性」を「火属性」と誤用してしまうこともある。 そのため、このページは炎属性の記事に飛ぶように誘導している。 「火」はファイア、「炎」はフレイム、「熱」はヒートである。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1942.html
【名前】 サヌキマン 【読み方】 さぬきまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 琴平サブロー 【属性】 不明(無属性?) 【登場作品】 アニメ版「ロックマンエグゼ」 【基本装備】 テンカスキャノン・麺 【CV】 永野 広一 【海外名】 NoodleMan(ヌードルマン) 【詳細】 讃岐うどん専門店「へらこい亭」の店主の琴平サブローが持つアニメ版オリジナルのネットナビ。 語尾に「つる~ん」が付くのが特徴。 アニメ版ですっかり悪事から足を洗ったWWWの元幹部連中が開いたカレー屋、「Maha壱番」の隣に店を構えたため、オペレーターのサブローと共に彼らとは対立関係にあった。 外見はどちらかというと、本家ロックマン側に出てきそうなデザインで、上半身の体部分がお椀になっており、白い球体のシンプルな顔をしている。 CMにも出演しており、「郵便ポストが赤いのも、オイラがこんなに元気なのも毎日へらこい亭のさぬきうどんを食べているからでつる~ん!」というシンプルな内容と「う・ど~ん!」の決めポーズが人気。 そんなサヌキマン、一見すると戦闘能力に乏しそうに見えるのだが、なんと「他のナビの姿に化ける能力を持つ」という、ゲーム版「3」のコピーマンを彷彿とさせる能力を持っている。 と言っても、体がいわゆるうどん粉で出来ているようなものなので、「形状変化」という意味合いでそうなっているのだろう。 自身の麺を触手のように伸ばして拘束したり、具材で攻撃も行えるなど、意外とあなどれない。 他、「ホンガツオビーム」なる技もある(アニメ版の都合で、ナビ固有チップ扱いとしてスロットインされている)。 ところで、「テンカスキャノン」と言いながら射出の仕方はバルカンな訳だが。 Maha壱番を潰そうと計画を企てたサヌキマンが目を付けた相手は、大山チサオであった。 兄の大山デカオを越えるバトルセンスを持ちながら、まだ幼いためにオペレーターとしてネットナビを持つことを許されていなかったチサオに、ガッツマンと瓜二つの色違いである「カッツマン」に化けて扇動したのである。 最終的に、調子に乗ったカッツマンことサヌキマンが、上記のキャッチフレーズを見せてしまったために正体が露見。 敗北後、熱斗の提案でカレーうどんにすることで、へらこい亭とMaha壱番の両者が分かち合い、丸く収まった。 店名である「へらこい」は四国方言で「ずるい、抜け目がなく要領が良い」の意。 琴平サブローがうどん作りだけでなくサヌキマンを使った工作活動でライバルを潰してきた事を暗に示唆している。 また、オペレーターの苗字「琴平」は、讃岐うどんの本場である香川県の地名でもある。 何の因果か、「ガッツマンの姿に化ける」という展開が、やはりコピーマンのそれを連想させる。 ゲームからアニメへと出演できなかったコピーマンの代役を、サヌキマンが務めたといっても過言ではないだろう。 「フフフ…よくぞ見破ったな…! オイラはウラランク3位! サヌキマンだ!!」
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/945.html
【名前】 バトルシステム 【読み方】 ばとるしすてむ 【詳細】 「ロックマンエグゼ」という作品を支える様々なゲームシステム。 作品ごとに千差万別で、バトルチップ以外にも戦略に幅を持たせている。 どれもネットバトルには欠かせないものであり、エグゼの世界を成り立たせる大事な要素でもある。 これまでに登場したバトルシステムは以下の通り。 シリーズ共通 カスタムゲージ カスタム画面 特殊パネル 属性 『1』~『3』ADD 『2』『3』スタイルチェンジ 『3』~『6』ナビカスタマイザー 『4』~『6』ココロウィンドウ 『4』『5』ソウルユニゾン 『5』カオスユニゾン 『6』クロスシステム 獣化 『PoN』『LoN』スキルエディター 『LoN』トランスアームシステム パワーアップパーツ HPメモリ バスターUP アーマー レギュラーUP 特殊ルール パーティーバトルシステム(『5DS』) オペレーションバトル(『4』『4.5』『5』) クロスオーバーバトル(『5』『6』)
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1256.html
【用語名】 ウイルス一覧(水属性) 【分類】 ウイルス 【弱点】 電気属性 【詳細】 水属性を持つウイルスの一覧。 ロックマンエグゼの特色として、氷系も水属性に分類されている。 水にかかわるウイルスということで、魚やタコをモチーフとしたウイルスが多い。 アーバルボーイ系 プクール系(プクールボウは炎属性) クモンペ系 コルドベア系 アモナキュール系 エビロン系 シェルキー系 ヌール系 ジェライム系 コリペン系 ゲイラーク系 マリーナ系 ウズリム系 センボン系 ヒトデスタ系 ウォルタルギア スウォータル/レアスウォータル ジェリー/ビッグジェリー/ジェリーSP タコバル ブルードラゴン ドリームラピア コルドボルズ スイリュウ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4317.html
ロックマン エグゼ3 【ろっくまん えぐぜ すりー】 ロックマン エグゼ3 BLACK 【ろっくまん えぐぜ すりー ぶらっく】 ジャンル データアクションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売・開発元 カプコン 発売日 2002年12月6日BLACK 2003年3月28日 定価 5,040円 プレイ人数 1~2人 レーティング CERO:全年齢対象 セーブデータ 1個(バッテリーバックアップ) 配信 バーチャルコンソール【Wii U】2014年12月17日/702円(税込) 判定 良作 ポイント ナビカスの登場で更にカスタム性が増加ストーリーの完成度は高く、やりこみ要素も多数シリーズ最高傑作に上げる声も多い ロックマンシリーズリンク ロックマンエグゼシリーズ ストーリー 概要 前作との主な違い 通常版とBLACK版の違い 評価点 賛否両論点 問題点 バグ・不具合 総評 移植 ストーリー 世界中を震撼させたネットマフィア「ゴスペル」は、秋原町の小学生、光熱斗とロックマンの活躍により壊滅し、人々は平和な暮らしを取り戻していた…。それから1カ月…熱斗たちは長い休みを終えて新しい学期を迎え忙しい毎日をおくっている。そんなある日の放課後…。熱斗たちが公園でいつものメンバーと、その夜行われるチャット会の打ち合わせをしていると、テンガロンハットをかぶった怪しげな男が声をかけてきた。「ねえキミたち、世界最強のネットバトラーを決める大会、N1グランプリの予選を秋原スクエアでやってるんだけど、参加してみない?」「オレたちが、予選会に参加していいの!?」熱斗、デカオ、メイル、やいと、それぞれの思惑を胸に、N1グランプリ1次予選が行われているインターネット秋原スクエアと向かう…熱斗とロックマンは気づいていなかった。新たなる陰謀が、すぐそこまで来ていることに…。(公式サイトより転載・一部修正) 概要 『ロックマン エグゼ2』の続編。 2003年3月28日には一部仕様変更した別バージョンの『ロックマン エグゼ3 BLACK』が発売された。 これに対して白いパッケージの通常版は雑誌などで「WHITE版」と呼ばれる。 前作との主な違い PETがアニメのものと同じ形状になった。 このPETは玩具としても発売された。 パズルの様なプログラミングでナビを強化する「ナビカスタマイザー」通称「ナビカス」(ついでに以下「ナビカス」で統一)の存在。 前作まではバスターUPを拾う、購入するなどの方法で強化していたが、今作ではこのナビカスにパーツを組み込んで強化する。 スタイルチェンジに「グランドスタイル(通常版のみ)」「シャドースタイル(BLACK版のみ)」「バグスタイル」が追加された。 前作までのスタイルはいずれも性能が変更されている。前作にあったスタイル合体バグのせいか、一度に2つのスタイルを所持したりスタイルを通信交換したりする事はできなくなった。 前作の隠しスタイルであるサイトスタイルは廃止された。 一応ナビカスによって似たような効果は出せる。 地形に踏むと足を取られて少しの間移動できなくなる「砂」、ひび割れにしたり穴パネルにしたりする事のできない「メタル」が追加された。 砂パネルにはコガラシ(*1)、トルネードのヒット数が2倍になるという性質がある。 バトルチップが「スタンダード」「メガ」「ギガ」の階級に区別された。階級によってチップフォルダに入れられるバトルチップの枚数が異なっている。 「予備フォルダ」と呼ばれる編集のできない、出来合いのチップフォルダが登場した。特定のイベントにおいてはこの予備フォルダで戦うことになる。 8ケタの決まった数字を入れるとアイテムを入手できる「ナンバートレーダー」が設置された。 ナンバートレーダーで入力する事になるロットナンバーは当時発売されていた駄菓子「ロックマンエグゼウエハース」に付属していたシールやゲーム内で知ることが出来る。 ウイルスの育成が出来る。育成したウイルスは専用のチップを使用する事で戦闘中に呼び出し、攻撃させる事ができる。 前作までのもっさりしたPET画面やチップフォルダ画面、及び効果音が一新されてスタイリッシュになった。 通常版とBLACK版の違い 前述のように「グランドスタイル」は通常版、「シャドースタイル」はBLACK版限定となっている。 手に入るスタンダードチップのチップコードが異なる。 例えば通常版では「キャノン」のチップコードは主にABCでDEの物はチップトレーダー限定のレアチップだがBLACK版では逆にCDEが主なコードでABはトレーダー限定。 この為、両バージョンで手に入るチップを上手く組み合わせればより強力なチップフォルダを作成できる。 入手できる主なギガクラスチップが異なる。 ギガクラスチップは交換が出来ないため、両バージョンで使用できるギガクラスチップは異なることになる。 背景の色やオブジェなどが異なる。 通常版で登場し、バトルに関するアドバイスをくれるNPC「名人見習い」がBLACK版では「名人」になっており、更にBLACK版限定で名人のナビ「パンク」と戦える。 「パンク」のナビチップは配布限定のため、「パンク」を倒しても入手できない。 通常版では「ミストマン」、BLACK版では「ボウルマン」というオリジナルナビが登場する。 これらはコロコロコミックの「ボスキャラコンテスト」の上位3位に入賞したナビであり、大賞の「キングマン」は両バージョンで登場する。 以降のシリーズ作でも「ボスキャラコンテスト」より上位3位までゲームに登場する様になった事から、今作が同コンテストの方向性を固めた作品と言える。 イベントで戦うウイルスが異なる。 評価点 ストーリーの内容の良さ 前作までの伏線を回収し、かつ起承転結のはっきりしているストーリーは評判が高い。特にラストシーンはこれまでと比べて非常に感動的で、これ一つで本作を評価する者もいるほど。 特にストーリー後半からは単に悪い奴らを倒して事件を解決するだけに留まらない、これまでになかった展開が多く見受けられる。「取り返しのつかない重大な罪」等の暗い描写の後には「犯した罪はその分人の為に働いて償う」と言った明るい描写がバランスよく続いている。 クリア後の隠しシナリオにも、本編では姿を見せなかった「S」と呼ばれるナビの正体に迫るというストーリー付けがなされている。 個性化極まる敵ナビたち 前作ではストーリーに関わらない上にセリフも無い、ただ街角でネットバトルができるだけのナビが多数存在していたが、今作では全てのナビがストーリーに関わっている上に殆どのナビにセリフが付いている。 また、戦闘面における個性も非常に強く、どのナビにも「初見殺し」の要素が存在している。具体的には攻撃をしているとき以外は滅多に姿を現さない「ドリルマン」や、自らは殆ど攻撃せずに後方で待機し、チェスの駒によって攻守共に手堅い戦法を取る「キングマン」、ステージ後方にあるロウソクの火を消さないと無敵状態になるなどして苦戦を強いられる「フレイムマン」など。 あまりにも初見殺しの面が強いので、何度も敗北を重ねつつ相手のナビの弱点となる要素を付いたチップフォルダを作成していくようなプレイスタイルが求められる。その試行錯誤もまた本作の醍醐味の一つと言えるだろう。 パズル型の新システム「ナビカスタマイザー」(通称 ナビカス)の導入 4×4(最大で5×5になる)のマス目にパズル感覚で様々なパーツをはめ込む事で自分の好きなようにロックマンを強化することが可能。 + 詳細 パーツは特殊能力を付与する「プログラムパーツ」とHPやバスターを強化する「プラスパーツ」に分かれる。 パーツは拾ったり購入したりイベントで入手したりする他、現在のスタイルで戦い続ける事でそのスタイルに応じたプログラムパーツを得られる。 その分、前作までに登場したスタイルは軒並み弱体化している。 組み込む際にはパーツの配置に関するルールがあり、これを破ると戦闘時にHPが減り続ける、勝手に動くなどの「バグ」が生じる。 中には普通に組み込んだだけでバグが発生するパーツも存在する。 また、スタイルによって組み込めるパーツの色が異なっており、対応していない色のパーツをはめ込むとエラーが発生してカスタマイズが出来なくなる。 ただし、ストーリー中盤で手に入る「改造ツール」というアイテムを使ってプログラム毎のエラーナンバーに対応する「改造コード」を入力することで1つだけエラーを無視できる。 改造コードはゲーム中の至る所で発見できる。 そもそもこの「改造ツール」を使わないと組み込めない色のパーツも存在する。 このナビカスには「エキストラコード」や「圧縮コマンド」という、ゲーム内では判明し得ない隠し要素が存在する。 「エキストラコード」は「改造ツール」入手後にエラーが起きていない状態で入力できるコードであり、使うとロックマンの性能が更にアップする。ただし、無条件でバグが発生してしまうコードも存在する。 「圧縮コマンド」はプログラムパーツのマスを一つ削除する事ができる隠しコマンドである。 ナビカスの奥深い作りによって、前作までと比べてロックマンの多様性が大幅に増すことになった。 バスターの性能に特化したロックマン、上限値の1000を超えたHPのロックマンなど、まさしく「自分だけ」のロックマンを作ることができる。 次回作以降もナビカスは多少のルール変更を経て登場する。 深みの増したスタイルチェンジシステム 今作では特定のスタイルの時にしか入手できない「チップ」や「コード違いのチップ」が追加された。問題点にも繋がってしまっているが、別のスタイルに手を出すきっかけになるという良い部分も持ち合わせている。 前述のようにスタイルによって「ナビカス」で使える色が変わったり、プログラムパーツが手に入ったりといった新要素と密接に関わる追加も行われている。 「サイトスタイル」の廃止もスタイルの一択化を避けるという意味では英断だったと言える。 チップの等級分けによるゲームバランスの改善 前作までは枚数制限つきのチップは「ナビチップ」のみであったが、今作ではすべてのチップが「スタンダードクラス(同じチップは4枚まで)」「メガクラス(フォルダに5枚まで、ダブり禁止)」「ギガクラス(フォルダに1枚まで、交換不可能)」という等級に分けられた。 殆どのナビチップは「メガクラス」に指定されており、それ以外の特別なナビチップは「ギガクラス」に指定されている。 前作まで猛威を振るっていた「ポイズンアヌビス」や「フルカスタム」などの強力なチップはメガクラスに指定され、更に極端に強いプログラムアドバンスが廃止された事もあって前作までの強力なチップ・プログラムアドバンスの応酬によるインフレしたゲームバランスが改善された。 シリーズ屈指の量を誇るやり込み要素 今作は「クリアしてからが本番」とも言われるやり込みの多さを誇っており、あちこちに落ちているミステリーデータや沢山の依頼、ウイルス育成に隠しボス、タイムアタックなどいくらやっても飽きがこない。 クリア後に解禁される要素の殆どをクリアしても、タイトル画面で隠しコマンドを入力する事で更に新たな隠し要素が解禁される。 このコマンドはゲーム中では得られず、発売から何ヶ月も経ってから雑誌などで公開された。 相変わらず、BGMは良質なものが多い。 特にN1グランプリのトーナメント戦の最中に流れる「グレイトバトラーズ」とWWWの電脳で流れる「FINAL TRANSMISSION」は、それぞれストーリーの背景もあってシリーズ屈指の名曲との評判が高い。 賛否両論点 ゲームスピードの上昇 今作は戦闘中の動きからメッセージの表示まで速くなり、前作と比べてややスピーディーに感じる。 ストーリーサブイベント問わずおつかいが多いため、こういったテンポの向上はありがたいが、敵の動きまで速くなったため難易度の上昇につながる。 亡霊ナビに関して 今作のV3ナビは前作と違ってV2ナビと遭遇するエリアとは別の場所に飛ぶ上にインターネット上ではなく特定の電化製品の電脳世界に登場する事もあり、更には特殊な条件下でないとエンカウントしない。 これにより、インターネットで移動中にうっがり遭遇することがほぼなくなり、移動中のストレスが軽減できる。一方、V3ナビの居場所についてのヒントが少なく、ゲーム内の情報だけでは全部見つかることが難しい。 その条件の中には「HPが1/4以下」「バグが発生している」などのマイナス条件もある。特に後者はヒントがあやふやで対象ナビの特徴からも連想しにくい。 問題点 道中での所謂「おつかい」イベントが多い ストーリーの都合上仕方ないとは言えやはり同じような場所を延々と行ったり来たりばかりで大変面倒。 中でも火事騒動や泡騒動といったイベントは「属性チップが一定数必要である」点や「インターネット中の各エリアに移動しなければならない」点などで特に面倒とされている。 移動が面倒 本作はエリア同士のつながりが少なく、シナリオ進行とともに定位置のショートカットは解放されるものの、インターネット内で往復するには大抵の場合長距離を歩いて進むこととなる。マップは広大、かつ移動スピードも速くないため移動に要する時間は長くかなり億劫。 それだけならまだ「現実世界経由で移動」という手があるが、現実世界と電脳空間のアクセスも明らかな設計ミスがうかがえる。 ストーリー中盤で訪れるエリア「ビーチエリア」は何故かそれに対応する現実の場所「ビーチストリート」からプラグインできる場所がなく(*2)、ビーチエリアに行くにはわざわざ地下鉄に乗って他の場所に行かなければならない。 逆に、「ジゴク島エリア」はどのエリアからも入ることができず(*3)、対応する現実の場所「ジゴク島」でしかアクセスできない。ジゴク島自体はビーチストリート経由でしか行けないため結局現実世界でも長距離移動する羽目になる。 本作の隠しエリアも現実世界の特定場所でしかプラグインすることができないため、他のエリアに移動するには一々外へ行く必要がある。隠しエリアは前作のと同様プラグアウト不可のため脱出手段は徒歩しかなく面倒。 その影響もあって、おつかいイベントがより煩わしく感じる。 低確率であるが、理不尽な即死クラスのエンカウントが序盤から存在する。 初期から入れる「学校サーバーの電脳」には超低確率だが、最上位クラスの雑魚ウィルスが登場する。万が一序盤に遭遇した場合、逃げられなければほぼ死が確定する。 本来は「特定属性のウィルスとのエンカウント率を引き上げる」ナビカスプログラムを組み込むことで初めて遭遇できるようになるレアウィルスという位置付けなのだが、確率が低いだけで決してエンカウントしないわけではないので、運が悪い(良い?)とシナリオ攻略中でも遭遇しうる。ここに来るのは必須というわけではないが、隅々まで探索するタイプの人なら普通に探索するだろうし、序盤ではここがシナリオボスの「フラッシュマン」に有効な「ブーメラン」のチップの入手先になるため、人によっては籠る可能性もなくはない。エンカウントしたらかなり理不尽。 ロックマンの性能強化とは全く関係のないナビカスパーツの存在 インターネット上の細い通路に入れるようにする「プレスプログラム」など、本来キーアイテム扱いでよさそうなイベントアイテムがナビカスパーツになってしまっているものが4種類存在する。それらのプログラムはいずれも戦闘時には一切効果が無い。 シナリオ進行上必須となるシチュエーションに遭遇する度にナビカス再構築を余儀なくされテンポが損なわれている。 前述のナビカスの隠しコマンドである「エキストラコード」「圧縮コマンド」が不親切 「エキストラコード」は「改造コード」と違って一度入力された物が保存されないため、カスタマイズの度に入れなおすのが面倒である。 「圧縮コマンド」を実行すると一部のパーツはナビカス中央の「コマンドライン(プログラムパーツはこのラインの上に乗せないと効果を発揮しない)」にセットしにくくなる上に一度圧縮すると戻すことができない。 + 具体例 「メガフォルダ1」を例に解説すると ■■ ■■ →圧縮後→ ■■ ■■ ■■ ________________________ ■■ ← ここをコマンドラインに乗せると1マスで済む ■■ ■■ ■■ ← ■■ ← こうなるとコマンドラインを2マス占有してしまう ________________________ 次回作以降では「エキストラコード」は廃止され、「圧縮コマンド」はもう一度入力することでパーツが元通りになるようになった。 先述の交換用アイテム「バグのかけら」は、落ちているミステリーデータから得るか、敵をカウンター(相手が攻撃する瞬間に攻撃)して倒せば入手できる。しかし完全クリアのためにはこれを大量に集める必要があり、面倒で時間のかかるだけの作業が必要。 そのためあるナビはカウンターの取りやすさ、挑みやすさからコイツだけを何十回も倒しまくるというプレイヤーが多発した。 フォルテGS、セレナードとの再戦が不可能。 正確にはSPナビとして2回目の戦闘が行えるが、V3のように徘徊する事はないのでSPナビをデリートした後は二度と会えない。 『6』でも似たようなポジションのフォルテBXやグレイガビースト等がいるが、こちらは亡霊ナビとして徘徊するので再戦可能。 なお、この2体に限らずSP版のナビはプロトを除くと一度倒すと再戦できない。 チップ・戦略の問題 + 詳細 スーパーキタカゼが強すぎる…というよりオーラやバリアが弱い? バリアはダメージの蓄積、オーラは耐久力以上のダメージで破壊されるという性質なのだが、スーパーキタカゼはそれを問答無用で吹き飛ばす。 バリア系チップ、オーラはスタンダードクラスなのでまだいいが、プログラムアドバンスである500バリア、メガクラスチップであるドリームオーラ、BLACK版限定のギガクラス兼闇のチップ(*4)であるダークネスオーラですら歯が立たない。 一方、スーパーキタカゼはスタンダードクラス。バリアはともかくオーラは時間経過でも消えるようになったので、ここまでする必要はなかったのではないだろうか。 シールドコマンドを入力すれば防ぐことはできるが、慣れるにはかなりの経験が必要。 ただし、今作最強のオーラであるダークネスオーラはレギュラー指定が容易なことやポイズンファラオと同じコードAであることも相まって、対戦では非常に強力。 電気属性の攻撃面がズバ抜けて優遇されている。 画面全体にブレイク+対インビジブル性能+麻痺効果を持つ光を放つ「フラッシュマン」。 大雑把に言えばブレイクはガード無効+障害物破壊、対インビジブルは大ダメージを受けた後などの無敵を無効化する性質。フラッシュマンはその二つの性質を持った攻撃判定が全体に発生するという恐ろしいチップである。 一定時間周囲に電撃を放つウィルスを設置する「プラズマボール」。 これがヒットしても麻痺はしないが無敵状態にもならないので設置場所によっては大ダメージは免れない。通信対戦以外のナビに対しては、1度ヒットするとスーパーアーマー持ちでもければその後全弾ヒットし続ける。また、最上位の3は威力もさることながらコードが上記のフラッシュマンと同じ「F」が存在する。そのため、フラッシュマンで動きを止めてからその間にプラズマボール3を設置してなぶり殺しにするデスコンボが出来上がることになってしまった。 敵が視界に入ると即座にフラッシュマンと同じ効果を持つビームを放つウィルスを設置する「キラーセンサー」。 キラーセンサー3は一定時間経過するか破壊しない限り消えないので中央列に置かれると上下移動が困難になる。 しかも、キラーセンサー3はコード「P」があるため、同じコードのプラントマンで動きを止めてからなぶり殺しにする、上記のプラズマボールと同じ戦法が使えてしまう。 滑るというデメリットよりダメージ倍増というメリットの方が大きい「アイスステージ」。 元々電気属性の攻撃は水属性の敵に2倍のダメージを与えられるのだが、それ以外の敵でも氷パネルの上だとを受けるダメージが2倍になる。氷パネルの上にいる水属性の敵ならさらに倍加されて4倍に。 草パネル上で火属性の攻撃判定が発生した場合と違ってノーマルパネルに戻ることはないため、つまりアイスステージにするだけで電気属性の攻撃が常に2倍以上の威力を出せることになる。 氷パネルには水属性以外では滑るという欠点があるのだが、それもエクストラコード1つで解消できる。しかもバグを起こさない。 そのせいで水属性なら事ある毎にプログラムアドバンス級の攻撃が襲ってくるという事になるため、対戦では極めて不利になる。また上述の強力なチップはそれも拘束力が強く、攻勢が展開されると止まらないため、結果的に対戦バランスが前作と大して変わらず、「先にAボタンを押せた方が勝ち」となってしまう。 スタンダードクラスチップであるバリアブルソードのコマンド技の一つであるエレメントソニックが非常に強力。 縦3マスの属性付き衝撃波を火>水>電>木の順に飛ばすという物。威力は160×4と似たような攻撃方法であるエレメントソードより1発辺り10高い。しかもエレメントソードの攻撃範囲は目の前の縦3マスなので全体的にエレメントソニックの方が優れている。エレメントソードはチップ4枚使ったプログラムアドバンスなのに…。 160×4は普通のパネルの上の無属性の敵に当てた時の話。敵が何かしらの属性持ち、又は氷か草パネルの上であれば4発の内1発の威力が2倍になる。属性持ち+氷or草パネルの上であれば4発中2発の威力が2倍、又は1発が4倍となり全段ヒット時は最大960ダメージとなる。 フォルダが制限されるタイムアタックも、N1フォルダAにバリアブルソードが入っているためエレメントソニックさえ使えれば短時間での撃破は容易である。 スタンダードチップ、コピーダメージが地味にバランス崩壊している。 コピーダメージの効果は前述の通りだが、この効果はほぼすべての敵にダメージを与えられる。例外的にキオルシンやジェリーなど攻撃の届かない上空に移動できる敵には無効になるが、ドリームオーラだろうがアゾマータの本体(火属性攻撃以外無効、通常は攻撃時に出す蔦を狙って倒す)だろうが容赦なく貫通する。 ただし、効果の関係上1体しか出現しない敵(通信対戦含む)ではまったく役に立たないのでバランスは取れているといえば取れているが。 その他、強力なチップが特定のコードに集中していたり、ギガチップのフォルダリターンが異様に高性能だったり、リフレクトやカワリミがリスクに大して威力が高すぎたりと粗を挙げるとキリがないが、過去作までのそれらと比べるとバランスはマシになっており、次回作以降は更に改善されていくことになる。 一方で、上記のバランスブレイカーのせいで不遇になってしまったチップが存在する。代表的なのが「ガッツマン」である。 もともと、このチップは威力は低いが相手エリア全体を攻撃できるのが売りのチップだったのだが、上記のフラッシュマンが性能でほぼ上位互換な上に、コードもガッツマンと比べると強いチップと組み込みやすい「F」であったこともあって使い道がほぼなくなってしまった。 一応、ガッツマンはあるプログラムアドバンスに必要不可欠というフラッシュマンにはない部分もあるが、逆に言えば、それぐらいしかない。しかも、そのプログラムアドバンスも威力はともかく他の性能ではフラッシュマンに遠く及ばない始末である。正直、ゲーム攻略でも、対戦でもガッツマンを優先的に使う理由が全くない。 隠しシナリオをクリアするためのハードルが高すぎる。 + 詳細 隠しシナリオの最終ボスと戦うためにはスタンダードクラスチップコンプリートしないといけないが、スタンダードクラスチップの中に「カスタムスタイルでナビチップ・バスター(ため撃ちも)を使わずに、バスティングレベルSでウィルスをデリートしないと手に入らないチップ」が存在する。 更に 2回目のカスタム画面に入ってウィルスをデリートする(*5)と、1回しかカスタム画面でチップ選択をせずにデリート成功した時と違うチップが手に入るウィルスもいる。 高評価を得るには極力移動しない、複数のウィルスを同時にデリートする等の条件があるが、高威力で攻撃範囲が広い非ナビチップやプログラムアドバンスが開始早々に使える事は滅多にない。 フルカスタム&コピーダメージ(チップの対象となった敵以外の敵にダメージを与えた時、そのダメージ分対象にダメージを与える。これをプログラムアドバンスと組み合わせれば運任せではあるが素早く敵を倒せる)やチップオープン数を増やすカスタム2を駆使すれば少しは楽になるが、カスタム2を手に入れるには何百回もの戦闘を強いられてしまう。 ただし、V4チップと異なりスタンダードチップはすべてバグピーストレーダーから排出される上、前述の通り一定確率で未取得のチップから選択される仕様のため、カスタムスタイルにならずともあらかたライブラリを埋めてからトレーダーでコンプリートという力技が可能。 前述の「隠しコマンド」を入力するのに必要な条件の一つ、「メガクラスチップコンプリート」の難易度が非常に高く、完全クリアを阻害している。 その主な原因は「V4ナビチップの入手難易度が高い」事と「通常版とBLACK版の両方が必要」な事に尽きる。 + 詳細 V4チップはブラザースタイルでバスティングレベルがS、なおかつ20秒以内にV3ナビを倒さなければ入手できない。 前作では強力なチップを何枚もチップフォルダに入れられたりかなり強力なプログラムアドバンスが存在していたりするゲームバランスのお陰で容易にV3ナビをSランクで倒せたが、今作では前述のようにチップフォルダの制限が多くなった上に極端に強いチップやプログラムアドバンスが殆ど存在しないため、この条件を満たしてV3ナビを撃破するのはかなり難しい。尤も、そのための試行錯誤こそ前述のように今作の醍醐味でもあるのだが……。 今作では一度に2つのスタイルを所持できない上にスタイルチェンジの仕様が「100回戦った際の行動によって変わる」というものであるために、他のスタイルになっていた場合はV4チップをとるために100回以上の戦闘作業を強いられることになる。 また、「ミストマン」のチップは通常版、「ボウルマン」のチップはBLACK版限定のため、両方のバージョンが無いとコンプリートできない。 どうしても入手できないチップがある場合はそのチップを入手した人に「ライブラリコンペア」して貰う事でその人が獲得したチップを「ヒグレヤ」で購入できるようになる。 また他の救済要素として、「バグのかけら」10個と引換に比較的強力なチップがランダムで1つ出てくる「バグピーストレーダー」という装置があり、どうしても取れない場合はこれに頼ればV4チップは入手できる(もっとも、設置場所は「隠しエリアの最下層」だが…)。未取得のチップが手に入る確率は常に25%と比較的高め。 ただしバグピーストレーダーからはミストマン及びボウルマン系統のチップは出現しないため、別バージョンとの通信はどうあがいても必須である。 これらの条件のハードルの高さ故に完全クリアを投げ出した人は多い。尤も、隠しコマンドはもう遊び尽くしてしまった人のためのオマケのような物であり、クリア後の隠しシナリオをクリアするだけでも今作を十分遊んだ事になる。 ただし、完全クリアしないと入手できないギガクラスチップがある。闇のチップではない上、広範囲に安定した高ダメージを与えられるのでないよりはあった方がよい。 バージョン分けを初めとする商法などの問題 前述のように通常版とBLACK版の両方がないと完全クリアができない。 前作でも最低2つのソフトがないと完全クリアができなかったが、バージョンは分けられていなかった。また、次回作以降もバージョン商法は続いたが、隠し要素の完全クリアについては通信が不要に改善されており、今作の「完全クリアに別バージョンが必須」というのはシリーズ中でも露骨な商法と言える。 今作から「グッズの付録でパワーアップアイテムやレアチップが出る」「イベント限定で強力なバトルチップ配布」などの商法が目立つようになる。この商法は作品をまたぐにつれてより露骨なものとなっていく。 BLACK版限定のギガクラスチップ「フォルダリターン」が強すぎて通常版が不利になっている。 「使用したチップをこのチップを含めて全て元に戻す」という効果に加え、一瞬でカスタムゲージを満タンにするフルカスタムの効果まである。そのうえコード*。このため、対戦の時には通常版がチップ切れになって不利になりやすい。 エグゼ3どころか、チップ単体で見たらエグゼ史上最大の壊れチップといえる。公式大会では「フォルダリターンは1バトル中一回のみ」と言うルールが出来たほどである。 なお、通常盤限定のギガクラス「ナビリサイクル」もシリーズ全体で見れば大概なぶっ壊れチップである(*6)。これと比較しても、「フォルダリターン」の方がメリットが大きすぎる、ということなのだが。 バグ・不具合 両バージョン共通で、フラグミスに起因するバグがある。 本来ウラランク3位のコピーマンを倒さないと挑めないミストマンorボウルマンに、コピーマンを倒さずに挑戦できてしまうバグ。この状態でミストマン(ボウルマン)の居場所に侵入してLボタンを押すとフリーズする他、このままミストマン(ボウルマン)を倒してしまうと、以降コピーマンイベントが起きる場所に向かうだけでフリーズするようになる。 一応、シナリオ進行に素直に従っていればまず遭遇することはないバグではあるが……。なお、アドバンスドコレクション版では修正されている。 通常盤でシャドースタイル、BLACK版でグランドスタイルになってしまうバグもある。 バージョン違いのスタイルになってしまうと、以降スタイルチェンジが出来なくなる上、ナビカスプログラムも生成されないため詰みではないがかなり重大な悪影響が生じる。 総評 一説によると「本作でシリーズを完結する予定だった」とも言われるこの作品(*7)。問題点こそ多いもののそれをはるかに上回るゲーム性が魅力的である。 エグゼシリーズではトップクラスの人気を誇っており、実際にシリーズ完結後に公式で行われたアンケートでも堂々の1位を飾っている。 問題点も情報が手に入らない事が原因の物が多いため、エグゼの世界までとは行かずともインターネットが発達した今日ならあまり障害にはならない。 何よりスタイル固有のナビカスパーツを手に入れた時やウイルスを育てきった時の達成感は何物にも代えがたく、GBAを支えた名作ソフトと言っても過言ではないだろう。 移植 Wii Uバーチャルコンソールで『3』『3 BLACK』の両方が配信されている。 通信機能を使用できないが、メニュー内の「つうしん」を選択することで、通信機能を使用して入手できるチップを入手できる。 『1』『2』『3』『3 BLACK』をセットにした『ロックマン エグゼ アドバンスドコレクションVol.1』がSwitch/PS4/Steamで2023年4月14日にダウンロード販売。 『ロックマン エグゼ アドバンスドコレクション』として『Vol.2』とセットになったパッケージ版も同日販売。 Wii Uバーチャルコンソール版と違い、他バージョンにいる応募ナビチップはトレードしなければ手に入らないようになっており、且つ自身のソフト内でトレードできるようにはなっていないので、GBA版通りに一人プレイでは完全クリアできないようになっている。Switch版ではローカル通信ができるため問題ないが、他プラットフォームでは仮にネットワーク周りのサービスが終了した際に二度とコンプリートできない仕様になっている点には注意が必要である。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1742.html
【一覧名】 「トランスミッション」登場ウイルス 【詳細】 外伝作の『ロックマンエグゼ トランスミッション』は、本編のようなデータアクションRPGではなく本家ロックマンシリーズのような横スクロールアクションのゲームとなっている。 そして登場するウイルスはエグゼのものが大半な中、本家ロックマンシリーズで登場した敵も何体か出てきている。 このページでは、その本家ロックマンオマージュのウイルスを中心に解説する。 本家ロックマンシリーズのウイルスたちも、エグゼのウイルス同様高ランクで倒せればバトルチップを落とす。 しかし、すべてのウイルスに専用のチップがあるというわけでもないようだ。 なお、ゲーム中ではウイルスの名前が見れないので、正式名称は不明。 このページでは本家ロックマンシリーズでの名前に準拠して記載するものとする。 + エグゼ出身のウイルス一覧 「トランスミッション」は系列的には『1』と『2』の間の話なので、ウイルスもその2作品の物が出てきている。 メットール系 キャノーダム系 プクール系 エビロン系 ガルー系 カブタンク系 キルプラント系 スウォーディン系 ゲニン系 ポワルド ※ポワルド1種類のみ キオルシン系 シェルキー系 チュートン系 ミノゴロモン系 ラビリー系 ユラ系 マッシュ系 マグニッカー系 ヨーヨット系 キャンデービル系 ラッシュ系 コルドベア系 ゴースラー系 メガリア系 ドリームビット系 『ロックマン(1作目)』に登場 ・ガビョール トゲの付いた平べったいウイルス。名前の由来はおそらく「画鋲」。 床を左右に移動している。ロックマンが同じ床に立つとスピードアップする。 平べったいので射撃を当てにくい。黄、赤、青の3種類おり、後ろのものほど強い。 出現エリアは黄は電気街の電脳世界など、赤は発電所の電脳世界、青は無重力エリア。 本家シリーズだと特定の武器しか効かなかったりして倒しづらかったりするが、エグゼでは耐久力が高めな程度。 倒すとボディ系のチップを落とす。 ・ペペ 空を飛んでるペンギン型のウイルス。水属性。水道局の電脳世界に出現。 上下に蛇行しながら飛び、壁に当たると返ってくる。 倒すとダブルジャンプのチップを落とす。 ちなみにキオルシン系も同じ飛び方をしている。 ・ビッグアイ 赤い1つ目の大型ウイルス。登場は発電所の電脳世界や伝説のWWWエリア。 ジャンプしながら体当たりしてくる。大型なので耐久力が高い。 倒すとフットスタンプのチップを落とす。 ちなみにポワルドもなぜか同じように巨大化している。 ・ブラスター 壁にくっついている砲台のウイルス。カバーが付いており攻撃時に開いて砲撃する。 カバー中はガード状態でダメージが通らないので、攻撃態勢の時に攻撃したい。 しかし砲撃は3方向に同時に撃ってくるので注意。 出現エリアは発電所の電脳世界やゼロアカウント。 倒すと3ウェイを落とす。 ・スナイパージョー 盾を構えながら、バスターを撃ってくる緑色の警備ウイルス。 盾を構えている時はもちろんガード状態。ガードを解いた時を狙うか、あるいは後ろから攻撃しよう ちなみにスナイパージョーから始まる「ジョーシリーズ」は本家ロックマンおなじみの敵で、さまざまな種類がいたりする。 また、本家設定では「Dr.ワイリーがブルースを改良する際に得たデータを元に量産した人型ロボット」でもある。 出現エリアは銀行の電脳世界。 落とすチップはハイガード。 ・クレイジーレイジー 緑色で弾を撃ってくる人型ウイルス。 しかし攻撃を加えると下半身だけが倒れ、上半身は分離してロックマンに向かって飛んでくる。 落とすチップ、出現エリア共にペペと同じで、水道局の電脳に出現しダブルジャンプを落とす。 ・チャンキー 炎を纏っているウイルス。見た目通り炎属性。 1章のファイアマンがデンサンエリア3を大炎上させている時に、火の海から一定間隔で飛び出してくる。 その動きは、スーパーマリオシリーズのバブルのイメージで伝わるだろう。 しかしながら、バトルチップは落とさない。 『ロックマン2』に登場 ・ピエロボット 玉乗りしているピエロのウイルス。 本家シリーズだと歯車に乗っていたりする。 登場エリアはゲームセンターの電脳世界。 落とすチップはパネルリターンとリカバリー80。 ・スクワーム 地面の射出台と、そこから出てくるうねうね動くパイプ状の物体のウイルス。 銀行の電脳世界に出現する。 リカバリー80のチップを落とす。 『ロックマン3』に登場 ・ハンマージョー ハンマーを振り回して投げつけてくるウイルス。 見た目が多少違うが、これも上に書いた「ジョーシリーズ」の一種である。 重力異常エリアに出現。ホウガン、あるいはハンマーのチップを落とす。 『ロックマン4』に登場 ・シールドアタッカー 空中を左右に体当たり移動しているシールド型のウイルス。銀行の電脳世界に出現する。 正面はガード状態なので、後ろから攻撃しよう。 落とすチップは、シールドガード。 ・ラダープレス 梯子にくっついて上下移動し、一定間隔でプレス攻撃する敵。 インターネットの外れのリンク5Pコードのセキュリティキューブの先、伝説のWWWエリアへの道中部分に出現する。 倒すとリカバリー150のチップを落とす。 『ロックマン5』に登場 ・ローリングドリル 伝説のWWWエリアに出現。 回転しながら突っ込んでくる。 床が無い場所では垂直にゆっくり落下、壁に当たるとその場で回転し続ける。 本家シリーズでは乗ることもできたが、『トランスミッション』では乗れずダメージを受けてしまう。 本家シリーズと同様に、今作でも倒すことが可能。 というか倒さないと避けられない場所もある。 倒すとアイアンボディのチップを落とす。
https://w.atwiki.jp/rockman_x/pages/39.html
ロックマン2 特殊武器 ステージ ボス 参考サイト ロックマン2 攻略・解析